ミス・サイゴン

hifie2004-09-01

行っちゃいました。初めてのミュージカル。ミス・サイゴン@帝国劇場。着ていく服にびびって、ノーネクタイでスーツ。思ったよりみんな結構ラフだったんだけど、どっちにしても私は服持ってねーと実感。周りは女性ばっかでしたね。幕前についカレーパンを買ってしまう。ミニサイズ5個630円ですでに冷めてて、これは非常に失敗。
席は一番安い席の中では一番前で、その前が通路だったので人の頭を気にすることがなくってよかった。むしろ後ろの人の邪魔になってないかなと気になったり。隣もいなかったし。でも若干弱めの度数のコンタクトレンズをしていたので、全然顔の表情はわからなかった。オペラグラスを持っていくか、借りれば(400円)表情わかるんだろうけど。
キャストは、市村正親松たか子井上芳雄今井清隆ANZA・泉見洋平・高島みほ と、おそらく一番オーソドックスな人たちだよね。やっぱり市村正親はエンジニアを自分の役にしてるって気がしました。松たか子のキムと井上芳雄のクリスは2人のデュエットのかけ合いがとっても印象に残って、とってもよかったと思います。今井清隆のジョンはやっぱりブイ・ドイっていう見せ場が貫禄あって、すごい。他の人がこの役をやるのが想像できないくらい。前回も出演した人はさすがにちょっと次元が違う感じがした。
タモリが言うように「ミュージカルっていちいち歌にしてセリフを言うのがむずむずする」っていう感じは確かにしたけど、逆に歌にすることで感情がばーんと外にでてきてそれはいいなと思った。だから表情含め演技の細かさがよく見えない席でも楽しめるんだと思う。あと気になったのはソロが終わると皆拍手すること。個人的には一曲ごとに拍手するのはあんまり。確かに拍手送りたくなる気持ちにさせてくれるんだけど、流れを切っちゃうっていうか。そういう意味だと途中休憩があるのも変な感じだよね。全部合わせても3時間ないんだから、ちょっと長めの映画より短かったりするのに。そう、思ったより短かったと感じた。あとカーテンコールででてきた人をみたら、あんなに人数少なかったかぁと思った。もっと大勢でやってる感があった。セットも豪華に感じたし。カーテンコール自体もあんなに何回もやるんだね。
そんなわけで、初めてのミュージカルだったので、へぇーな部分がたくさんでした。でも一番の魅力は全てがライブってことで。映画を観てその世界に引き込まれる感じとは違って(話も話だし)自分の感情が入ることはないけれど、音楽の力、あのビブラートの歌声がこみ上げてきて、とっても楽しい時間を過ごせました。次に観に行くときはもう少し近い位置かオペラグラスを使って演技を見たいな。