乙一著。目の見えない女性ミチルの閉じた心がしだいに開いていくようす、同僚と打ち解けず居場所のない男が気づいたこと。こういう人間の弱さの描写に弱い。心情がよくわかってしまう。 だいぶ真っ白な「白乙一」で、ミステリー色が薄い。ちょっと他の作品と…

bunkamuraザ・ミュージアム。シアターコクーンの当日券並びの人を横目にみながら。さすがに平日なら入場待ちはない。けれど入ってみて人の多さにびっくり。写真美術館みたいにぽつぽつと人がいるんじゃなくて、ぞろぞろと人の列が壁に沿って並んでる。この列…

新堂冬樹著。「団欒」と「賢母」を読んで、全部この一家の話かと思ったら残りの2つは違った。ということは、やはりあの2人だけが＜役割＞を演じているのかな。 こういう家族の怖さもいい。ホームドラマ (河出文庫)作者: 新堂冬樹出版社/メーカー: 河出書房新…

今日は昨日の歯医者に続いて眼科に行ってきた。特になんでもなかったけど定期検診。そしたらなんでもなかった。でもメルスプランなのでコンタクトレンズ換えてもらう。 あ、その前にTinunでカレー炒めごはん食べた。渋谷のTinunはマークシティーの裏らへん。…

乙一著。「コールドゲーム」に続いていじめの話。いずれも文庫本なので執筆されたのは4年も5年も前。だけど今読んでタイムリー。優れた作家の作品は廃れないとも言えるし、「いじめ」はいつになってもなくならないとも言える。 「コールドゲーム」はいじめて…

シネ・アミューズ。ローマ行きの国際列車を舞台に、3人の監督がそれぞれ異なる乗客を主人公にする。「世界の車窓の内側から」といった感じで、車内のどたばたと車窓の風景を描く。 はじめの作品は、薬学者の老いた男が列車の手配をしてくれた女に抱くほのか…

中村が千金ＦＫ セルティック決勝Ｔへ 俊輔ＦＫ弾マンＵ撃破！16強／欧州ＣＬ セルティック中村、殊勲のゴール＝ミランも16強進出−欧州CLサッカー チャンピオンズ・リーグのセルティック対マンチェスター・ユナイテッド戦で、中村俊輔のFKによる1点でセルテ…

今日は歯医者に行った。1週間前に銀歯がとれたから。そしたら30分で詰め物をつめて終わってしまった。歯医者には3年以上行ってなかったから虫歯見つかるかと思ったけどセーフだった。 それにしても中村俊輔すごいな。もう10回以上みた。横浜出身の星、どころ…

萩原浩著。高校生の主人公の昔の友人が不幸な出来事に遭う。被害者はいずれも中学の同じクラスの同級生であり、いずれも奇妙な犯行予告文を事前にうけていた。やがて当時のいじめられっこの復讐だということに気づくが、犯行はエスカレートしていく…。 読め…

日劇PLEX。銀座シネマポイントカード貯まったよー。いろんなところで絶賛されてるこの映画。そのわりに、水曜女性は1000円なのに、映画館はがらがらだった。 近未来のイギリス。人類は生殖機能を失っており何十年も子供は産まれていない。イギリス以外の国は…

いちんち外に出なかった。 Amazonから「好きだ、」のDVDが届いたのが13時。そこからまた寝て起きたのは16時。 うだうだして「好きだ、」みて、宮崎あおいに惚れて、大館にも行きたくなる。 それから、Yahoo!動画で「ロスト・イン・トランスレーション」が（…

楽天地シネマズ錦糸町。あー気持ち悪かった。今年観た映画でもトップクラスに気持ち悪い。 能力は優れているが生きる気力のない医者と、交通事故で死んだ息子の復讐を考えて生きてきた男がターゲット。医者はアマンダから首周りに装置をつけられ、ジグソウの…

夕張の富野無料休憩所が売りにだされてた。それ以前に一昨年から閉鎖されてた。 http://www.dolphin.co.jp/hpr/yubari/saiken/kanshise/index.htm 4年前の夏、どしゃぶりの日に屋根つきの宿泊所を求めて必死で走って、とっても助かった思い出がある。 夏の北…

念願だった下北沢のマジスパ。略して、MS。インドネシア系のスープカレーだったのね。チキンカレーを注文。辛さは涅槃。 カレーなんだけどラーメンぽいっていうか、スープだった。でもスパイスがきいてて、おいしい。野菜たっぷりだし。 本多劇場入口で大竹…

奇跡的に合格してた。スコアをみた瞬間、また前回のように1問足らずの不合格かと思った。 全然見たことない問題が出題されてるんだけど、参考書が悪いのかな。ともかくこれじゃPartIIは受からない…。 なんか小田急止まってるんですけど。

下北沢本多劇場。長塚圭史の舞台はいくつかみたけど阿佐ヶ谷スパイダースの本公演は初めて。 中津（伊達暁）の家。母親（美保純）のベッドには五味（大堀こういち）や、中津の友人の明夫（長塚圭史）がたびたび出入りしている。その後、明夫が姿を消し、恋人…

YouTubeに「好きだ、」アップロードしたのは誰だ！ 思わず全てDLしてしまったじゃないか。 そして思わずAmazonでDVDを購入。便利すぎ。 やっぱり自分が気に入ったものを作るひとたちにはちゃんと対価を払いたいと思う。

テアトルダイヤ。前から観たかった作品。犬堂一心監督＋渡辺あや脚本。メゾン・ド・ヒミコの前の出世作。 妻夫木聡は冴えない大学生うまいな。意外にいろんなとこで脱いでる印象がある。池脇千鶴はあの関西弁がちゃあんとしゃべれてればOK。上野樹里は全然か…

宮部みゆき著。電車のなかで気軽に読める短編集。このなかでは「十年計画」が好き。人質カノン (文春文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/09/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (83件) を見る

池袋パルコ7階。スープカレーのお店。この時間にまだ開いていてよかった。なきゃ松屋になるとこだった。 カキフライと迷ったあげく、定番・一番人気のチキンカレーを選択。辛さは大辛。野菜はごろごろしてて、じゃがいもなんか、大きさを自慢するかのごとく…

サンシャイン劇場。はじっこの席だった。壁ぎわ。クドカン作・演出。カメラ入ってました。 評判がよかったから期待してたんだけど、笑いもエロも深みも中途半端に感じてしまった。以下、印象に残ったこと。 古田新太はセリフのよみかたが古田新太だなって。 …

やっぱり何度観てもいい映画です。虹の女神もそうだけど、見習い時代を厳しく描くなあ。若い頃はそういう環境でたくさん苦労したほうがいいんだな。夢のために。それを優しく温かく見守る、応援するメッセージがじんじんと伝わるのがいい。

テアトルダイヤ。 光の使い方とか画の撮り方がぐわんぐわん岩井映画してた。カメラワークが洗練されてなくて荒っぽい。稲森いずみと市川実和子が魅力的に映ってて役得。それでも最後は途中からの蒼井優がもってってた。

東京国際フォーラム。こうしてミュージシャンのコンサートに行くのは初めて。映画帰りによく通っていた東京国際フォーラムのホールAに入るのも初めて。開演時間に始まることはないと知りつつも開場直後に入る。係員の人にわざわざ案内してもらって席に着くと…

ボサノバの神様、ジョアン・ジルベルトのベストアルバム。歌っていうか、声っていうか、音っていうか、なんか自分の中にゆっくりと入ってくる。 そして、いよいよ明日。ジョアン・ジルベルト・フォー・トーキョーアーティスト: ジョアン・ジルベルト,スタン…

のだめカンタービレ面白いんですけど。「虹の女神」の上野樹里と「ただ、君を愛してる」の玉木宏が主演ですよ。全体的なコメディタッチがいい。これは毎回みたくなるなあ。

池袋テアトルダイヤ。 大学生の岸田（市原隼人）は元カノ（鈴木亜美）に近づくため、彼女のバイト先の同僚であり、同じ大学に通っているあおい（上野樹里）に近づく。大学の映画研究会で監督をしているあおいは、自主制作映画の役者に岸田を引きずり込む。そ…

朝ちゃんと起きることができたので池袋行き決定。「ただ、君を愛してる」と並んで評される「虹の女神」をみるため。プラス、池袋パルコで「ただ、君を愛してる」の写真展が開催されてるから。 自転車か電車か迷ったけど、晴れてたのでチャリ。この1週間は日…

丸の内TOEI1。 大学生の誠人（玉木宏）はちょっと変わった、オリジナリティのある静流（宮崎あおい）と出会う。私有地立ち入り禁止の森の奥に見つけた森と湖を舞台に、写真を通して仲良くなる二人。けど、誠人はみゆき（黒木メイサ）という別の女の子が好き…

東野圭吾著。直木賞受賞作はさすがで、ほぼ2日で読み切った。 ある母娘が別れた夫を殺害してしまう。そのことに気がついた、二人に好意を抱いている隣人の数学教師。警察から二人を守るために死体処理からアリバイ作り、警察対応まで指示を出し続ける。天才…