約三十の嘘

シネクイント。初日なので40分くらい前に行って、ひたすら並んでた。前回の半券で1000円。でも、その前の回で舞台挨拶があったせいか、開場が予定よりだいぶ遅れた。そのせいか、予告編はなし。うーん、やっぱり整理番号つきの券を配って、並ばなくて済むようにして欲しいなあ。
トワイライト・エクスプレスが舞台の密室劇ってことで、最近よくある舞台の戯曲が原作らしい。私はそういうのはわりと好きですね。このお話も役者さんが個性を出したものになってますね。椎名桔平は落ちぶれたダメ男、中谷美紀はクールな美人、妻夫木聡ぶっきらぼうでかっこいい、田辺誠一はまじめで気弱なおひとよし、八嶋智人はよくしゃべるお調子者、伴杏里は無口なマイペース。役者メインのせいか、顔のアップが多い気がした。
話の展開としては、ちらしをよく見ると書いてある通り、事前の想像とは違う感じ。ゴンゾウも前々出てこないし、嘘もつきまくるほどではない。
私的には、伴杏里がかわいくなく演技も下手に見え、逆に中谷美紀が一人の大人の女性の魅力(特に瞳をうるうるさせてたのは反則)を見せていたのが印象に残った。あらためて中谷美紀にほれる。

「約三十のゴンゾウの嘘」おもしろい。ぜひ、「こまねこ」のように本編の前に流して欲しかった。またはエンディングロールのときとか。