2004年に観た映画

今年も映画いろいろ観ましたね。振り返ってみましょう。去年分はこちら

映画っていうよりショートフィルムぽいものも含まれてるけど、36本も観たんだなあ。
社会人になったにもかかわらず、去年の26本より増えてるのはすごい。
月平均3本観てる計算。来年も2週間に1本くらいは観たいですね。

2004年映画ベスト5

1.ロスト・イン・トランスレーション
2.下妻物語
3.誰も知らない
4.エレファント
5.ドッグヴィル、ソウ
次点モンスター、スウィングガールズ
ロスト・イン・トランスレーション」は2回観ちゃったし、他の映画とはなんか雰囲気が違う。東京をまさに外から見ることができてとても新鮮だった。あと主演のスカーレット・ヨハンソンのさびしげな表情がよい。
「下妻」は逆に極端に内側から東京や大阪や日本の典型地方都市としての下妻を描いてて、実に楽しかった。これまたなかなか観れない映画だった。
「誰も知らない」から「モンスター」までは、観終わって重いショックを感じる作品ばかりが並びます。それは私自身、映画を観る理由のひとつに、心を揺さぶられる経験をしたいということがあるからだと思います。
「誰も知らない」はその後、別の映画で予告編を見た際に涙がでてきちゃいました。なにげない生活のひとつひとつを丁寧に美しく撮ってて悲しかったです。
「エレファント」もほんとになにげない学校生活を複数の視点と角度で映してて、その撮り方がユニークでクール。
撮り方で言えば「ドッグヴィル」の撮り方もそれだけで観た価値がある。一歩間違えると退屈極まりなしになるところを、役者に徹底的に演技をさせることによって、完全に世界を作ってしまって克服している。
「ソウ」は最初の意外な展開の仕方と全てがわかってからのラストシーンへのフラッシュバックのスピード感にやられました。惹きつけられます。
「モンスター」は主演女優と助演女優2人の切ない演技が残ります。
最後に「スウィングガールズ」を入れて、少しは明るくしました。