DEMONLOVER

@渋谷イメージフォーラム宮益坂の向こうにあるから渋谷駅から歩くと遠いかと思ったけど、そんなに遠くなかった。スタバを右に曲がって次の交差点の角にあった。
登場人物がみんな陰があるというか何考えてるかわからなかった。でもそれぞれに魅力的。主演のコニー・ニールセンは「閉ざされた森」に出てたオズボーン大尉だったのか。なんか印象違うな。クロエ・セヴィニーは「ドッグヴィル」に出てたのか、くせのある顔と演技。ジーナ・ガーションは美人さんで目を奪われた。シャルル・ベルリングは存在感のある、ちょっとエロおやじなスキンヘッドだ。
ただストーリーは途中で全然追えなくなってしまった。事前に「産業スパイ」の話というのは耳にいれていたけど、誰がどのスパイをやってるかわかんなくなった。整理すると、主人公はクライアントM社のライバルDL社が大企業V.G.と提携してアニメ会社を買収するのを阻止するためにV.G.にスパイとして潜入した。で、上司を襲わせて自分が権限のある地位に就き、アニメ会社の幼児ポルノ問題やDL社の拷問Webサイト問題を持ち出して、契約を結ばせないように謀っていた。そしたら、実は周りの人物がDL社のスパイだった…
こうして整理してやっと、物語の骨格がわかったけど、この映画では説明的なセリフや行動なしに場面が展開していくから、物語の筋を追うのが難しい。