イン・ザ・プール

テアトル新宿。意外にも観客多し。40分以上前でも100番。それでもしっかり席はキープ。予告編がみんな邦画だったけど興味あるのは「亀早」くらい。
本編は松尾スズキ演じる精神科医・伊良部一郎が3人の患者を相手にどたばたする話。すでに原作があるせいか、主人公についての説明がほとんどない。(原作を読んでない)観客は、患者と同じように「なんなんだこいつは」と思いながら話がすすんでいく。
結局3つのお話を一緒にしてるから、話のオチやメッセージは伝わりにくい。要するに、現代人のストレスがひきおこす精神異常があり、そのお守りができるのは患者と同じように異常な医者が必要だということかな。
松尾スズキの変態医者ぷりには観客の反応もかなりよかった。
それと、それまでの印象よりも「がびーん」と市川実和子がかわいかった。また、横浜市中央図書館が使われてたのがうれしかった。