キレイ 神様と待ち合わせした女

hifie2005-07-30

シアターコクーン。先週につづき2かいめ。今週の日々はこれを観るために生きてた、と言っても過言ではないと思う。
一度観てると全体の流れがわかって、セリフの意味やつながりが頭にすっと入ってきて良かった。あと、他の舞台でもそうだけど、アドリブに見えるギャグも全く同じように演じられてるんだなって。
違うところは、2幕でマジシャンの下で兵隊慰問をしているミサと会ったジュッテンに、面会者(ジョージやキネコ)が来ていることを呼びかけるフリのシーン。
「このなかに〜はいないか」前回は「村西とおる監督」今回は「柴田恭平
あと阿部ハリコナがケガレとキスすると見せかけて、周りの客にキスするシーン。
今日の2回めはあきらかにおじさんに向かって「ケガレ・・・」と言いながら突っ込んでた。こないだはメガネくんにいって、メガネのツルがぶつかって痛がってた。そういうときに素の笑いを見せる、蘭々がめちゃかわいい。アフャ。
相変わらずおかしかったところ。
・村杉隊長が亡くなった際に、ダイズ丸が目を閉じさせようと手をかざすと口が開き、また手をかざすと今度は口が閉じるが目は開く、
宮崎吐夢の軍医が「最近の趣味は洋画の予告編をやること」「ケン・ワタナベ、モーガン・フリーマン」と出演者をコールするところ。さすがペリー。
猫背椿マタドール「桃食ってんのよ。しゃぶーって。桃はお母さんの食べ物なの」
・宮藤マジシャンがマタドールに「これでおまえも立派なナイロン100℃の研修生だ」「ええっー。いまさらー」*1
・岡本ハリコナが興奮した時にダイズ丸がビニール袋を顔にかぶせるところ。阿部ハリコナの時とのつながりがあって大歓声。
・ヘビーメンスシスターズの演奏シーンで「引っ越しおばさん」登場。
あと、ケガレがカネコ組の歌に合わせて踊ったり、ミサがコロスの中に混じって腕をくねくねさせたり、カスミお嬢さまがヘビーメンスシスターズの回想シーンに入り込んでたりするシーンの女優陣がおかしかわいい。
んで、やっぱり、ケガレとミサが絡むシーンでは何度もぐっときた。
「未来の自分によしよしってしてあげたい。ふさぎこんでいてもよしよし」
あー、サントラやDVD出たら絶対欲しいー。
とりあえず現在発売中の戯曲と初演のDVDみたいなー。

*1:1年前には全く笑えなかったのに。