スタンドアップ

新宿ミラノ座。オールナイト。3本のうちの1番最後。あと2つは…寝てた。
シリアナ襟川クロも言ってたけど、人物関係が複雑過ぎ。午前2時の頭はノックアウトされた。
でも、この映画は観きった。
ストーリーは、暴力を振るう夫から子供を連れて逃げ出したシャーリーズ・セロンが、差別と闘い鉱山で働いて生計をたてるという一本気なもの。
会社の上司も同僚も社長も、同じ鉱山で働く父親も、本当に憎々しく描いてる。だからこそ、セロンのタフさが輝く。父親の演説だって、自分の出生を知ったサミーを諭すグローリーの夫の話すも、弁護士ビルの奮い立たせる言葉も、飾らず実直に響いてくる。