ロマンス

世田谷パブリックシアター。芸達者な役者さん6人による、ロシアの劇作家チェーホフの人生記。どのシーンをみても演技合戦。
松たか子は歌手もやってるだけあって、公演も中盤にもかかわらず歌声がきれい。もちろんルックスもいいけど。一方、大竹しのぶは意外に高音から低音まで広いレンジの声。いわずもがなの演技っぷり。井上芳雄は唯一の若手高音男性キャラとしていいポジション。逆に段田安則はおとなしいかな。木場勝己は渋い。そして生瀬勝久は、サラリーマンNEOみたいにちょこちょこ変な動きで笑いとってた。シリアスなシーンとのギャップが素敵。