キャバレー

青山劇場。円形劇場は2回くらいいったけど、こっちはなにげに初めて。席番的に端っこかなと思ったけど、なんの、多少角度あるっていうくらいだった。そして周りは女性ばっか。大人計画のときってこんなフェミニンじゃないだろと思う。その原因はミュージカル+森山未来だろうな。
松尾スズキ演出、ブロードウェイのミュージカル。ナチスが台頭してくる時代のベルリンに、アメリカから作家の卵(森山未來)がやってくる。キャバレーの歌姫(松雪泰子)と恋に落ち同棲する。同じアパートの同居人の果物屋小松和重)は大家(秋山菜津子)にプロポーズする。「キレイ」のオリジナルに比べると原作ものだからか、舞台がキャバレーだからか、歌って踊っての正統派な感じ。それにMCの阿部サダヲがハイテンションで客席いじりしながら絡んでく。
森山未來ってもっと背が小さいイメージがあったけど、普通にスマート。そりゃ女子は惹かれますわな。松雪泰子は声量は意外にあるけど、オーラはいまいち。というより、多くの時間帯で康本雅子を追っかけてた。やっぱりキレキレで、終盤男装で踊るシーンがみどころ。