グミ・チョコレート・パイン

テアトル新宿。意外と観客が多かった。ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督ということでナイロン100℃の俳優がでてると聞いて、観てみようと思った。
全体的に80年代っぽさがよく表れていた、と思う。特に学校のシーンは、少し昔のフィルムをみてるような野暮ったさが出てた。というか、ほとんどヒロイン役の黒川芽以のことね。いま公式サイトみたら普通のかわいい女の子だった。
笑いどころでの観客の反応もよくて、よかったと思う。犬山イヌコも活躍してたし。山崎一は「カラフルメリィ」みたいなとぼけたおやじになってるし。「犯さん哉」つながりか中越典子も出てたし。
途中ちょっとだけだれたんだけど、それを除いては、高校生のもやもやとした感じがスクリーンにつまってた。私の高校時代は映画も音楽もやらず、ずーっと本読んでたんだけど、それも似たようなもんかな。やっぱりどこか周りと自分は違うオーラをだしてたかも。