4ヶ月、3週と2日

銀座テアトルシネマ。2007年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作。ルーマニアの映画って言われても、ルーマニアの場所も正確にはわかんない(ドイツから東にオーストリアハンガリールーマニア)し、思いつくのはムトゥぐらい。
女子寮のルームメイトの2人。ホテルの一室を借り、そこで違法としりつつ医師を呼んで中絶しようとする。話はそれだけ。
しかも妊娠している当の本人ではなく、彼女を手伝うほうが主役。この娘がなんかあるんじゃないか(彼女の恋人が孕ませたとか)と疑うくらい、堕胎のためにいろいろと尽くす。
彼の母親の誕生祝い食事会のシーンが、これでもかと自分に関係ない話題に終始し、ただただぼんやりしているしかないのが印象的。そういうのあるよね。周りが気にしないもんだから、めちゃくちゃ居心地悪い。
でも、あのシーンで終わるとは。ぽかーんとしてしまった。