闇の子供たち

シネマライズ。日曜夜の最終回。タイの児童売買から買春、臓器移植を熱かった社会派映画。重い、重すぎる。
宮粼あおいが出てくるんだけど、純粋まっすぐ君なNGOボランティアで、すごくいらいらする。主人公というわけじゃないから行動の背景も描かれず、ただの自分探しになってるからなおさら。あんなのを取材先に連れてっちゃだめだろ。
確かに直視できない現実を映してるんだけど、おおもとの悪を断罪してるわけでもなく、解決策を提示するわけでもなく、ハッピーエンドでもないからつらい。ただただ、次々と眼を背けたくなる光景が出てくる。この舞台の中に幸福はあるのだろうか。