重力ピエロ

hifie2009-06-21

シネカノン有楽町1丁目。伊坂幸太郎原作の映画化。
加瀬亮演じる泉水は大学院で遺伝子学の勉強をしている。岡田将生演じる弟の春は落書き消しのバイトをしている。2人は最近の連続放火と謎の落書きに関係があることを見つけ、犯人探しを始める…。
泉水と春はすごくイメージにあった雰囲気でいい。兄はおどおどとぼけた感じで、弟は才能があるけど影のある感じ。
だけどなんかストーリーが消化不足。放火の話がいいところまでいったと思ったら、突然父親が入院したり、春の実父探しが始まったりする。泉水が会いにいくところなんか、何しにいったのかがよくわからない。
「重力ピエロ」のくだりが最後にとってつけたようなのも残念だな。