Lost In Translation

hifie2004-02-16


さっそく見てしまいました、ロスト・イン・トランスレーション。面白かったというかすんごくおかしかった。久しぶりにげらげら笑ってしまった。今日の写真。
ソフィア・コッポラ監督、ビル・マーレイ主演。ビルが日本にCM撮影に来て、若い女性と仲良くなる、というおはなし。
BAFTAで主演女優&男優をとった次の日のわりにお客の入りはたいしたことなかった(もともとこのシネマコンプレックス自体が大きすぎる気がするせいか)。日本の習慣というか文化がひたすらおかしく描かれてた。例えば最初の笑いは、着いたホテルのエレベーターで周りがみんな自分よりチビのおっさんばっかというシーン。また、日本語に対して字幕が全く無い。だからCMの撮影でディレクターが日本語で説明してるシーンは、ビルはもちろん理解できないし、観客も理解できない。それでも観客は、こいつはなんか変なことを言ってるな、とわかって笑ってた。けっこう観客はどのシーンでもちゃんと笑っていたと思う。私ももちろんはじめから爆笑の連続だった。マシューがでることを知ってたから、マシューはまだかと、期待しまくり。肝心のマシューの出番は(もっと早めにでると思ってたけど)けっこう後ろで、全く日本のと変わらないテンションだった。もう私はおかしくて腹をかかえて笑ってた。マシューのセリフも日本語で、もちろん字幕ないから観客は何言ってるんだかやっぱりわかんないんだけど、それでもやっぱり笑って
た。観客にとっては他のおかしな日本人と同様に見てたと思うけど。渋谷のスクランブル交差点とかネオンサインとか現代的な日本の様子が印象的に描かれていたけど、一方で京都の平安神宮や生け花の様子も描かれていて、外国人からすると、ほんと日本って変な国だな、と思ったことでしょう。
この映画は絶対外国でみるべきだね。
日本人の反応と英語の字幕を見るためにまた日本で観るかもしれない。