王の闇

沢木耕太郎著、文春文庫、1992年、ISBN:4167209098
スポーツ界で一度頂点を極めた者のその後を描いたノンフィクション5編。かなり面白かったと思う。人物の描写へのクールさと思い入れという相反しそうな2つのバランスがとれてる。ただ惜しむべくは、書かれた時期が私の産まれる前ってこと。せっかくノンフィクションなのに、人物の現実感をの感じられなかった。今だとイチロー中田英の引退後を読みたいね。