前世の記憶

高橋克彦著、文春文庫、1999年、ISBN:4167164086
これも短編集だけど、パターンは一緒だぞ。主人公が少年時代を過ごした盛岡に帰り、犯罪がらみの過去を思い出す。記憶ってあいまい。特に子供はショッキングな出来事を忘れようとする、らしい。でもこれって結構怖いな。私の記憶も間違ってるかもいれなあ、いつかの記憶を隠してるかもしれないってことだから。だって過去って証明しようがないから。