赤鬼 ロンドンバージョン

hifie2004-09-04

今度は初めての舞台。しかも英語上映。で、野田秀樹。こんな人はなかなかいないだろう。シアターコクーンももちろん初めて。入場すると他の芝居のチラシもらった。お芝居のチラシは抽象画っぽいものかそれかストレートに役者さんの名前を書いたものが多い。映画と違って演じてるシーンを見せられないからね。後で帰ってくるので1000円でイヤホンガイドを借りる。なんかバーみたいなとこで簡単な食事ができるよう。そんなに開演まで時間がなかったので、舞台のほうへ。私はかなり前の席で見ることになる。帝劇の遠さと比べなくてもほんと近い。たしか3列め。場内アナウンスがなく、暗くなって役者さんたちが入ってきて、始まった。
もうなんか始めのほうは、ほーって感じでどきどき。英語だからしゃべってるセリフはわかんなくって、イヤホン聴きながらセリフを頭に入れて、役者さんたちの動きを見て。頭がこんがらがってた。だんだんストーリーも劇のテンポも慣れてくる。観客席の真ん中に舞台があって、そこにタンス?扉?が置いてあるだけだから、みんな丸見え。舞台に出てない(っていうか登場してない?ライトが当たってない?)ときの役者さんがイスに座って水飲んでたり、その扉をいろんな用途で使ったり、そのためにみんなで移動させたり。天井に瓶が吊ってて、それがきれいだった。
野田秀樹は赤鬼役だから赤鬼語を使って演技してた。途中キング牧師の演説(I have a dream ...)みたいなこと言ってた気がするけど、気のせいかな。なんか一生懸命みてるうちに、あっという間に終わってしまって、この作品のテーマをあんまり感じることができなかった。