スウィングガールズ

キネカ大森。ここの映画館は初めて（大森は就活の時に来たことがあった）だけど、ほんと「町の映画屋さん」って感じ。西友の5階だし、客も親子連れがたくさん。まさかNARUTOのスクリーンと間違えてないだろうなと思うくらい。子供は座布団みたいなのを座席の上に重ねて座っていた。なるほど。この映画館のもう1つの特徴はアジア系だということ。韓国や中国の俳優さんの本やポストカードやグッズがたくさん売ってた。映画のロケ地紹介してる写真つきの手作り展示があったり。時間になるといきなり暗くなり幕が開き予告編なしで始まった。
スウィングガールズは良い意味で期待を裏切らない、良い映画でした。考えたらここしばらく、こんな爽やかで明るくて楽しい映画を観てないや。はっきりいってストーリー展開に無理なところはたくさんある（なんで弁当を生徒が届けるんだとか、全員食中毒になるかとか、にわか練習で吹奏楽部の代わりになるかとか、たくさん。）だから展開が速すぎるきらいはある。でも、そういったことに目をつぶれるくらい、爽快感がある。全然ストーリーと関係ないところで笑わしてくれたり、有名人がちょこっとでてきたり、サービス精神が旺盛。あと、「けろ」とか「んだ」とか山形弁満載なのが新鮮だなあ。ホントに自分たちで演奏してるのかとも思ったけど、よく思い出すとそんなにめちゃくちゃ上手いわけでもなかった気がする（もちろん自分たちで演奏してる）。個人的には最後の演奏シーンをたっぷり聞かせたのがいいな。こういう音楽が中心の映画で演奏シーンがさくっと終わっちゃうとあれって気がするから。
私的に一番可愛かったトロンボーンの関口(メガネ)役を演じてた本仮屋ユイカさんは次のNHKの朝ドラのヒロイン役をやるらしい。メガネなしでも可愛い。