七人の弔

hifie2005-09-18

テアトル新宿。ダンカン初監督作品。夏休みに山奥で親子でキャンプ。しかし、実は、いずれも子供を虐待している親ばかりで、キャンプの真の目的は子供の臓器を売ること。
渡辺いっけい温水洋一が芸達者に、いやらしい大人の役を憎々しく演じてた。前に舞台で観た時も似たようなキャラだったような気がするけど。
一方、子役の演技が演技っぽい。みんながみんな神木竜之介になるのは無理だな。あとこれは劇場の問題かもしれないけど、子供の声がきんきんしてやたら耳につく。前半はテンポが悪く、ちょっと間延びした感じ。
ラストは意外でもなく、途中で予想できてしまった。全体的に脚本はいまいち。わざとらしい泥棒とか。唐突すぎる。単なるギャグのために作ったとしかいえない。