日経ビジネス EXPRESS : 金持ち、勝ち組、インテリはテレビなんか見なくなった

hifie2006-02-01

http://nb.nikkeibp.co.jp/free/tvwars/interview/20060127005218.shtml
はてな注目URLにあったので読んでみた。
大橋巨泉が現在のテレビについて語ってる。
他のはてなユーザのコメントを読んだけど、皆おおむね納得してるようだ。
確かにわたしももう1年半以上全くテレビなしの生活をしている。
でも、なんかひっかかった。
これって「(俺が活躍してた)昔はよかった」っていう懐古主義じゃないの。
今のテレビは編集のせいでアドリブのよさがでず、内輪ネタで裸になり、視聴率を気にしてるって?
それをどうして「程度が低い」「民度低下」というネガティブなイメージと結びつけるの?
もちろん最近全く見ていない私はテレビ番組の内容を評価できるわけがない。
だけど、現実に20%でも30%でも視聴率をとる番組がある。
ブラウン管で動く姿は見たことないけど、ハードゲイの人ややライブドア広報の人の知名度はものすごく高い。
なぜ、見る人がいるんだろう、なぜそれを創る人たちがいるんだろう。
そういった人の声をとりあげ、心理を分析することこそ価値あることだと思う*1
これから日本はどんどん少子高齢化社会になっていく。
多数の老人たちに「昔は良かった」と大声を叫ばれ、数少ない現役世代が肩身の狭い窮屈な思いで彼/彼女らを支え、自分たちにもマイナス思考が移ってしまう、負のスパイラルのような社会にはなって欲しくない。
「未来」というものは、自分が「信じたい」と思う方向に、自分で作って行くもんだ。

*1:同じようなことで「なぜ日本の過半数の人々は自民党(とその仲間)に投票するだろう」と考えたことがある