東京都写真美術館

ちょっとひさしぶり。自転車で行ってきた。もちろん3つともみる。
3階のギィ・ブルダン展。この人は脚、足、靴に興味あるんだなーってすぐにわかる。写真のうえに、I Love ○って口紅みたいなので書いてあって、靴のところに○がしてあったのが気にいる。あと、5枚の連続写真で女の人が前のめりに転んで、足がアップになる写真。
2階はデスティニー・ディーコン展。オーストラリアの現代作家ということなんだけど、いろんなモチーフの写真を撮っててつかみどころがなかったかな。
B1階はマイケル・ケンナ展。これがとんでもなくよかった。ここ何回かの展示、あるいはこの美術館で今までにみた展示の中でもとびぬけて。思わず、サイン帳に書いてしまったし、写真集も買ってしまった。
旅行に行って素敵な風景をみつけ、写真を撮る。ところが旅から帰って来て現像してみると、そこには想い描いてたイメージとは違うものが写っており、がっかりしてしまう。そういう旅先での本来の理想の写真のイメージがそのまま、いや、よりシンプルにそぎすませれ、それ以上の芸術になった写真たち。