明日の記憶

hifie2006-07-01

丸の内TOEI2。東映系ってほとんど見てないな。ここも初めて。ときどき、ごおーって音するのは地下鉄?
予告編で舘ひろし木村佳乃これみた。あと、高校生3人以上で1人1000円の高校生友情プライスのCMをオリエンタルラジオがやってた。ついでに今日は映画の日で1000円。こちらのCMは相変わらず野球のアニメーション。
こないだ読んだ「神様からひと言」の荻原浩の小説が原作の映画。ばりばり働くサラリーマンが若年性アルツハイマー病にかかる。この主役を演じるのが渡辺謙で、エグゼクティブブロデューサーを買って出ることもあり、演技にもだいぶ気合いが入っている。会社での威勢のいい様子から、物忘れで焦る様子、そして病院での怒りと絶望。
周りの俳優にも恵まれている。妻役の樋口可南子は献身さが身にしみる。あとね、会社の部下の袴田吉彦水川あさみが若くていいやつ演じてる。一方クライアント役の香川照之と上司役の遠藤憲一がいいセリフ残すわけです。医者役のミッチーもまじめっぷりがあってる。憲さんと秀じいは特別出演ね。
前半は働き盛りの時に発症していく怖さに自分自身や父親を重ねてしまった。後半は会社を辞めるシーンでぐっときたね。写真渡すところ。あと結婚式も最後のセリフも。
そういえば娘と婿が病気と直接絡むところなかったな。主人公が書いてた日記も何かの伏線かと思ったけど。これはやはり原作を読むしかないね。
ともかく、これはいい映画だと思うよ。