ラフ

TOHOシネマズ錦糸町。午後過ぎにシャンテシネに電話したら、キンキーブーツはもう全回満席だって言うから。今月中に株主優待券使わないといけないから。でも、以前からみたかったんだよね。
かねてからの予想通り中身は何にもなく、青春映画お約束ばかりで、ひとつひとつのイベントを消化しきれずにぽんぽんとストーリーだけが進んでいく話。なによりみたかったのは超映画批評いわくの「長澤まさみのスタイルの良さ」と、逆にけなされてしまった市川由衣だからいいのだ。
もちろん私的には長澤まさみ市川由衣長澤まさみは声だけだよね。表情は幼かったり老けてたり安定しない。
市川由衣は使われ方がひどいなー。大和を応援する亜美の後ろを無言で通ったり、プールで二人がいい感じになるのを柱の影から見つめたり、典型的なひきたて役キャラ。二人が海に遊びに行くときになぜか一緒についていくものの肝心の大和と話すシーンすらなく、共にプールに遅くまで残って練習したにも関わらず影の薄い存在で告白して玉砕。
まー、でもNANA2では主役はってがんばってください。世間の大多数の意見とは違うけど、ハチ役に関しては宮崎あおいより合ってると思うから。
話をラフに戻すと、演技の下手さをこれほど感じる映画はなかなかない。でてくるキャラクタほとんどがみていて痛々しかった。やっぱり日頃みてる映画はそれなりにちゃんと演技してるんだなって実感。