幸せのちから

hifie2007-02-04

TOHOシネマズ錦糸町。本当は昨日みようと思ったんだけど、映画館行ったら満席売り切れだった。
売れないセールスマンが奥さん(本当は結婚してないので彼女)に出て行かれ、子供を育てながら、職を得るため証券会社のインターンに通うはなし。
事前情報をなるべく得なかったから、成功していくところまで話が描かれるのかと思ってた。だからずいぶんと苦労話が多いなと思ってたら、インターンに合格し職を得たところで終わってしまった。
タイトルと前半の展開からして「幸せ」を見つけるのに苦労してた家族が、成功していくはなしかと思ってた。実際は「幸せ」のきっかけをつかむところまでなのね。
そういえば劇中、ウィル・スミスも言ってた。憲法で保障するのは「幸福ではなく、幸福を追求する」権利だって。この映画も「幸福ではなく、幸福を追求する」映画。
奥さん(じゃなく彼女)に愛想つかれたり、家賃払えなくてトイレで寝泊まりしたり、そういう苦しい生活のシーケンスと、最後のインターン合格のシーンでのじわじわと目に涙がたまり、徐々に感情を表に現して息子を抱き上げるまでの流れが印象に残った。