手紙
東野圭吾著。自分の学費のために強盗を働き、意図していなかったとはいえ殺人を犯した兄。その瞬間から主人公の人生はそれまでと全く違ったものになった。(ことばの使い方間違ってるけど)出る杭を打たれ続ける人生。平野社長の「差別は当然。世間は差別しなければならない。それも含めて罪なのだ」ということばがすごく心に響く。
だけど映画の配役はどうなんだろう。弟・直貴(山田孝之)、兄・剛志(玉山鉄二)、由実子(沢尻エリカ)、朝美(吹石一恵)。誰一人として合ってない気がする。そういう意味で映画がみたくなった。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/10/06
- メディア: 文庫
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