秘密

東野圭吾著。なんかどこかで読んだ気がするんだけど思い出せない。藻奈美と直子って聞いたことあるよなぁ。どこだろう。デジャヴュ?
平介の妻への異常な嫉妬(盗聴)や現実的な苦悩(性のはなし)が男としては目をひく。直子との別れでは泣いた。ラストシーンは急展開でわからなくなってしまった。人の意識ってなんなんだろう。
ちなみにこの作品でも手紙同様、死亡事故の加害者の家族の苦悲の人生が描かれる。執筆順でいうと、ここから手紙につながるんだろうな。
容疑者X、手紙、この作品と東野圭吾作品を読んだけど、どれも先を読ませようとする魅力に溢れてる。読み出すと一気に最後まで読みたくなってしまう。しばらくはまりそう。

秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)