ザ・ゴール2 思考プロセス

エリヤフ・ゴールドラット著。主人公アレックスはユニコ社の多角事業グループの副社長になっているが、担当する子会社3社はいずれも利益を上げておらず、取締役会で売却を言い渡される。そこから追加投資なしで「思考プロセス」を駆使して利益を上げようと奮闘する。
前著「ザ・ゴール」は工場の生産過程のお話という気がしたが、今回は完全にビジネスとしての考え方の話になっている。とても論理的に現状の問題とその阻害要因を分析していくのが気持ちいい。でもやっぱり中核には「何が目的か」があって、それを見失わないのが大事。

ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス