三宅島1周自転車ツーリング

というわけで、日帰りで三宅島を自転車で1周してきました。
夜発の船。意外に乗客多い。しかも結構多くの人が三宅島で降りてた。ところが島内ではあまり観光客は見かけなかったから、みんな釣りやダイビングしてたのかな。
夕飯はココイチスープカレーを食べてたから、船が出るとすぐに寝る。で、まだ日の明ける前の朝5時に三宅島到着。自転車客は唯一人。
走り始めても当然朝食を食べる場所はない。それどころか廃屋や枯木の山斜面を見て、噴火の爪痕を知る。
それからサタドー岬で朝日を拝む。ここしばらく朝日を見てなかったなあ。後ろを見上げると雲がすごい速さで流れてく。
半周走って錆ヶ浜の入口で食料品店を発見。途中にもそれらしいものはあったけど、時間が時間なのか空いてるものはひとつもなかった。最悪のことを考えて、船内で買ったパンを大事にとってたけど、これで大丈夫。おにぎりを買って港で食べる。
新澪池が「跡地」で期待はずれだったので、大路池には林の中を自転車持って突き進んだ。釣り人が1人いたけど、静かで緑が多くて空が広くて水がきれいでとってもいい場所。
これで1周終わり。そのまま2周めに突入。三宅島は現在も火山ガスが噴出してて、「高濃度地区」とされている場所が2カ所ある。実は船が着いた三池港も高濃度地区なんだけど、あんまり感じない。ただ、別の場所でちょっと硫黄臭かったり、なぜか咳き込んだりすることがあった。一応「火山用簡易マスク」を竹芝桟橋売店で買ったのだけど、それを使うことはなかった。
神着で郵便局へ。この島には5つ郵便局があるけれど、日曜もATMが使えるのはここだけ。しかも9時から12時半まで。実は財布の中には帰りの船代がないという危ない状態。だって、竹芝にあったampmのATMは新生銀行のカードが使えなかったんだもん。それが離島で資金調達できるとは、恐ろしき郵便局パワー。
それから伊豆岬へ。灯台の前で観光客を発見。初めて見た。なぜか朝日新聞の記者さんもいた。青い空と白い灯台は絵になるね。
そして「ふるさとの湯」。ちょうど開館時間の11時のちょい過ぎに到着。調べてなかったのにタイミングよし。露天風呂は故障中だし、ちょいぬるめだったけど、温泉入るのは今回の主目的の一つ。続いて隣の「ふるさと味覚館」で海鮮丼を食べる。
三宅島の船が着く場所は三池港と錆ヶ浜港と二つあって、当日の数時間前にならないとわからない。錆ヶ浜なら近いんだけど、やっぱり三池港だった。もう半周走ることが決定。
帰りも混んでて2等でも座席指定。でも、乙一の本読めたからいいや。
結論としては、三宅島は自転車で回るのにちょうどいい島だと思う。