東京都写真美術館

hifie2007-11-10

3階。「昭和」写真の1945-1989 第4部。ちょうど私が産まれる直前、直後の時代。終戦直後のような混乱期でもなく、高度経済成長期のような右肩上がりでもない、安定した時代。いまとあんまり変わっていなくて、でもイコールではない、ちょっと昔の写真。でも、なんとなく閉塞したような印象。
2階。東松照明 Tokyo曼陀羅。初期の作品は3階の展示の一部のような、昭和っぽい写真。だと思ってたら、終盤はずいぶんと偏った趣向の作品に変わってた。初期の中に後のモチーフとなるようなものを発見したり。一人の人の作品展だと、こうして写真家内部での変化が楽しめるのがおもしろい。
地下1階。写真新世紀東京展2007。毎年やってる若手写真家の登竜門的存在。来てる人も若者が多い。みんなで製本された写真集をぱらぱら。だけど、テーマもはっきりせずに、とりあえず撮った写真を全部載せました的な分厚い作品はどうだろう。これは選ぶ方が大変だね。