写真ゲーム

hifie2008-03-30

川崎市市民ミュージアム。武蔵小杉からバス乗って等々力緑地まで。隣でフロンターレの試合やってた。

21世紀に入り、写真表現の最前線では様々な興味深い現象が進行中です。本展ではその現象に「写真ゲーム」という視点から光をあて、写真表現の先端で活動する11人の写真家たちの最近作によって変貌のただなかにある写真表現の可能性をご紹介します。作品点数約180点。

[参加作家]
石川直樹、折元立身、北野謙、今義典、城田圭介、高橋万里子、土屋紳一、八田政玄、前沢知子、三田村光土里、屋代敏博(50音順)

意外にもみたことある作品があった。「回転回」と「our face」。既に別の場所でみた写真をみると、「これ前にみたことあるもんねー」と、ちょっとした優越感が芽生えてしまう。
「our face」のほうは展示スペースが大きくなかったからちょっと残念。でも、この作品は好き。
他の中では、城田圭介さんの作品が印象に残ったかな。ある写真を別の写真や絵と組み合わせる。同じ写真にも組み合わせる写真によって、全体の印象が異なってくる。ものの見方を考えさせられる作品。
それから、せっかくなので他の展示もみてきた。
ひとつは「少女マンガパワー!」。手塚治虫を筆頭に、私でも聞いたことあるような有名な少女マンガ家の作品を順にみせてく。マンガを美術館の壁でみるのも不思議な感覚だけど、それらはその価値があると思った。
それから「昔のくらし・今のくらし」。石器時代からちょっと前の時代までのスパンで、日常の暮らしで使う道具が展示してある。小学生の社会科学習に合わせてるみたいなんだけど、今みてすっごく面白い。文字でしか知らないものの実物のイメージがわかるし、実物からその暮らしがイメージされる。
「大人の社会科見学」って一部で人気みたいだけど、興味でてきた。子供んときはあんなに面白くなかったのになー。自分の趣向がすっかり文系人間な気がしてきた。どこで道を外したんだか。