人生ベストテン

角田光代著。
登場人物の性格が私に合ってる。

でもね、私はなんにもしてないし、なんにも持ってないの。そのことを自覚しているの。自覚して、この先も自覚していくべきだ、と思っているの。

そして、主人公が出会う相手は主人公自身の何かを映している鏡のような存在。人は他人を理解するのにも、自分を通してしか理解できないんだなって思う。

人生ベストテン (講談社文庫)

人生ベストテン (講談社文庫)