42.195km 湘南国際マラソン

hifie2008-11-16

朝5時半起きで、急いでおにぎり買って、6時前の電車に乗る。
東京駅から東海道線へ。座っていたら、駅に止まる度にランナーを吸収し、通勤時を越える満員列車に。
本来は二宮駅で降りるはずが、大磯駅で駅員が「二宮駅混雑のために大磯で降りて下さい」と叫んでたのでここで降りる。昨日のように歩くのは嫌だったので、バスに乗る。うまいこと並べて座れた。
会場に着くとすごい人の多さ。整列してるランナーもいれば、これから着替えたり荷物を置いたりする人も。おまけに1時間後のスタートの10キロの人もいたり。動線がよくない。
それでもなんとか荷物を置いて、自己申告タイム4時間付近の列に並ぶ。ブロック割に、なぜゼッケン番号を使わないんだろうか。なんか看板を持つ人もいい加減だし。
この時点で小雨。なので、ウィンドブレーカーを着て走ろうとしていたけど、直前に暑そうと思い脱ぐ。あわててゼッケンを付け替える。なぜかこの大会では前後ともにゼッケンがあるので、2倍大変。
そんなこんなでスタート。というか、ピストル音も空砲も聞こえず、いつのまにか9時になってた。スタートラインを越えるまでは皆歩いてるし。それでも3分くらいで通過。スタート台には間寛平杉山愛がいた。
始めの5キロは27分。時間ではちょうど9時半。良いペース。けど、予想外に距離表示が1キロごとでなく、5キロごと。走ってから気づいた。
このあたりから国道134号に入ると、あとはずっと道沿いにまっすぐ。そして、8キロくらいの湘南大橋でもう疲れだす。ここ最近長い距離を走っていないからか。明らかに周りから遅れだし、抜かれていく。
ただ、15キロで1時間20分くらいと、ペースは意外とそれなりにいい感じ。折り返しコースなので先頭集団も見ることができた。ワイナイナっぽい人がいた気がする。
そして気がつくと折り返し。曇天の中、江ノ島の近くまで来ていた。こっから帰りだが、脚はだいぶ疲れが来ている。こっからの10キロは1キロ5分30〜40秒台とふらふら。
帰りは5キロごとの給水所までを目安にして走る。これまでは走りながら飲んでたけど、今回はもう立ち止まって、しっかり飲む。ゲータレードや水も一つじゃ足りず、二つ三つと飲む。
湘南大橋の登りがきつく、歩きそうになる。30キロを越えると周りにも歩いていたり、立ち止まったりする人が続出。だけどそれをやったら走れなくなる気がする。
西湘バイパスに入る頃には、とぼとぼの走り。ようやく大磯プリンスが見える。ここで残り5キロ。なんとかぎりぎりでサブ4を狙える位置。無理だったら精神力の糸が切れてた。
でもなかなか第2折り返しが見えず、苦しい走り。ぎりぎりで走ってる。どうにか折り返して最後の給水所では立ち止まって屈伸する。あと3キロ。ここまで3時間40分。間に合うと踏んで、ラストスパートのために。
走り出してすぐに倒れ込んでしまった人と、救急車を見る。ここまで走ってきたのに無念だろう。こちらは走っているのもあと数分と思い、最後の力を振り絞る。
これまでずっと抜きつ抜かれつしていた、緑色のゴジラの着ぐるみと共にフィニッシュへ。ラストの登りで一気に抜いてゴール。しんどかった。Nike+の表示は41.33キロ。誤差2%強というところ。
本当に疲れきって、全然脚が前に進まない。荷物を受け取ってふらふらしながら、マッサージ。やってくれた人がぐいぐいと脚を押してくれて気持ちいい。
そして大磯プリンスで大磯温泉に入る。汗かいてたのをすぐに着替えなかったのもこれがあるから。あまり知られていないのか、シャトルバスと反対側にあるせいか、待ちはしたけど2万人が走ったほどの混雑じゃない。
もちろん45分も歩くことはできないので、帰りもバスに乗る。ホテルから大磯駅行きは大変なことになっており、国道1号まで歩いて二宮駅行きに乗る。バス停で30分くらい待ったけど。
電車も無事に座れて、うつらうつら眠りながら帰る。途中、ごほうびに品川でコールドストーンクリーマリーのアイスを食べる。
無事完走できて、サブ4も連続達成できて、本当によかった!