東京都現代美術館

hifie2008-12-07

わりと近くにあるのにこれまで行ってなかったところ。森山大道展があるので行ってみた。
もういっこの展示とテーマを合わせて、ブラジルの写真家との展示。森山大道サンパウロへ行き、ミゲル・リオ=ブランコが東京へ行った。
ミゲル・リオ=ブランコの写真は色彩が目を引くのと、写真がとても立体的。実際に写真を重ねて展示してるのもあるけど、水しぶきや表面のざらざら感が立ち上がって見えた。
森山大道の写真はストリート感がでていて、実際に自分が歩いたり、自動車に乗っているような感じがする。視線も心地よく上へ下へ斜めにうろついて、ざわざわした雑多な感じがでている。
せっかく来たのでセット券を買い、写真展でないほうの展示も行ってみる。順番を無視して同じ地下にある、砂が落ちてくる作品から。寝転がってみていると、空から落ちながら、遠ざかっていく雲を見ているような気がした。
あとは、ヘッドホンをしてクッションに座って映像をみるのもよかった。最初は何も聴こえないけど、頭を動かして角度を変えるごとに、違う音楽が聞こえてくる。時間がもう少しあればじっくり居られたのに。