西山陰旅行(前半)

朝五時すぎに起きる。六時のバスで羽田空港へ。ANA575便の萩・石見空港行きに乗る。眠たくて、バスのなかでも飛行機のなかでもずっと寝てた。

空港から外に出ると寒い。おまけに時折小雨が降る。ともかく自転車で走り始める。
国道191号を西に。北東の風が追い風になって、すいすい進む。右手にはどんよりとした日本海。須佐という駅の前になぜか萌え系のキャラ看板。海野みことというらしい。

コンビニはないけど、道の駅はある。なぜか沖縄名産のサーターアンダギーが売ってたんで買う。お昼は無角和牛もものたたきセット。ここの道の駅は「発祥の駅」らしい。道の駅ハンターとしては要チェック。

白壁が続く、萩の城下町。木戸孝允生誕の地や、高杉晋作生誕の地がある。焼物のお店も多い。
 
町を抜けると初めて国道191号からあえて逸れて、県道64号を走る。こちらのほうが山陰本線沿い。全然車の通りはないと思いきや、集落はあるので意外と狭い道から車がやってくる。右は秘境駅っぽい、飯井駅の入口。商店の裏の坂道を上がったところが駅なのだが、いっさい看板はない。
 
盲腸線の終点で、金子みすゞの故郷、仙崎から青海島へ渡る。ペンションおおみじま泊。