寝台特急北陸号で行く、立山黒部アルペンルート

hifie2009-10-12

11日夜23時3分に上野駅を出発。この特急ホームから乗るのは初めて。でも写真を撮ってるとあっという間に発車時刻。過去の「乗り遅れ」が軽いトラウマになってるので、そうそうに自分の寝台に入る。
もちろん、個室のソロが良かったんだけど、前日じゃ無理で、B寝台も下段は空いてなかった。上段は窓があるわけでもなしに、ただ寝るだけ。それでも寝台列車は慣れてるので*1、ちゃんと眠れた。
そしてちゃんと5時過ぎに目が覚める。3分くらい遅れて富山駅着。せかせかと電鉄富山駅へ。扇沢まで通しで買って9230円。すぐさま5時44分発の急行に乗る。まわりはみんな登山っぽい格好のひと。
50分ほどで立山駅に到着。ここでケーブルカーの指定を受ける必要がある。1本遅れて臨時の6時50分発に。ちょっとだけ待ちの時間に売店でフリースの手袋を購入。これは大正解だった。
ケーブルカーは混雑しており立ったまま。ぐんぐん急斜面を上っていって美女平駅到着。ここでも7時のバスにはぎりぎり乗れず、臨時?の7時15分発に。外の景色はだいぶ高原に来た。
弥蛇ヶ原で降りる。カルデラ展望台まで徒歩15分。さすがに標高1930mはちょっと寒いし霜がおりてる。さっき買った手袋が活躍。弥蛇ヶ原はだだっぴろく何にもなくて、人も少なくて、空気がきれいで空は蒼く晴れてて気持ちいい。
弥蛇ヶ原の小散策を終え、来た時に予約してた8時半のバスに乗る。ここ始発で天狗平でも人を乗せ室堂へ。8時50分着。
室堂はアルペンルートのハイライト。標高も2450mと一番高い。みくりが池をみながらの立山三山がめちゃくちゃ絶景。感動した。血の池やみどりが池を観ながらぐると一周。ところどころグループ客はいたものの、団体さまご一行にはぶつからず、快適に歩けた。
予定通り、10時15分のトロリーバス大観峰へ行き、11時10分のロープウェイで黒部平へ、11時30分のケーブルカーで黒部湖へ。このあたりは逆のルートは時間帯的にも混んでそうだったけど、こちらは並べば乗れる程度。
そしてもう一つの見所、黒部ダム。ダムの上は風が吹いてて寒く、初めてブルゾンを羽織る。放水していて虹も見えた。上の展望台までのぼって降りるとトロリーバス。そのまま12時5分発に乗り、扇沢へ。さらに12時30分のバスに乗り、大町温泉郷で降りる。
ここで降りたのはもちろん温泉に入るため。その前に手頃なところでお昼ご飯を食べたかったのだけど、あまりなく、温泉の食堂でカレー。ゆっくり温泉に入り、14時15分のバスにまた乗って信濃大町駅へ。
信濃大町15時4分初の特急あずさ26号で新宿まで。指定席が満席で心配したけど、自由席でも座れた。で、無事に19時過ぎに帰宅。

*1:オホーツク、サンライズ瀬戸はやぶさに乗った