いまさらエンタープライズJava技術めも(順不同、順次更新)

JavaEE
業務システム向けのJavaの機能(API)を集めた仕様。
Javaの仕様はJCPという標準団体が決めて、JSRというドキュメントにする)
JavaEEの各バージョンに含まれる機能と準拠したアプリケーションサーバーは次のとおり。
機能/APサーバ J2EE1.4 JavaEE5 JavaEE6
サーブレット/Servlet 2.4 2.5 3.0
JSP(JavaServer Pages) 2.0 2.1 2.2
JSF(JavaServer Faces) - 1.2 2.0
EJB(Enterprise JavaBeans) 2.1 3.0 3.1
JPA(Java Persistence API) - 1.0 2.0
JBoss 4 5 -
IBM WAS 6 7 -
Weblogic 9 10,11 -
GlassFish - 2.1 3
サーブレット/Servlet
HTTPリクエストを受けて実行されるJavaプログラムのこと。
通常はjavax.servlet.http.HttpServletを継承し、doGetやdoPostメソッドをオーバーライドして実装する。
サーブレットコンテナ
サーブレットJava実行環境。Tomcatとか。
web.xml
URLと(サーブレット名と)サーブレットクラスの紐づけを書いておく設定ファイル。通常WEB-INFディレクトリの下に置かれる。
JSP
HTMLの中にJavaコードを書くこと。サーブレットコンテナはJSPファイルをサーブレットに変換しコンパイルして実行する。
JavaBeans
下記のような特徴・制約を持ったJavaのクラスのこと。
  • クラスはpublicで宣言し、引数のないコンストラクタを持つ。
  • プロパティはprivateで宣言し、publicなgetter/setterメソッド(アクセサ)からのみ扱う。
  • java.io.Serializableインタフェースを実装している。
EJB
あああ
  • セッションBean:業務処理(ビジネスロジック)を行う。通常、@Localなインターフェースと@Statelessな実装クラスを持つ。
  • エンティティBean:DBのテーブルにマッピングさせて永続化を行う。通常、@EntityなJavaBeansクラス。
JPA
データベースへの永続化のためのAPI。javax.persistence.EntityManagerを使って、findとかpersistとかする。
JSF
フレームワーク
  • FacesServlet:ブラウザからのHTTPリクエストを受信する窓口となるサーブレット
  • faces-config.xml:Managed Beanのクラス名とJSP内で使われる名前の紐づけや、遷移元ページと返り値と遷移先ページの紐づけなどを書いておく設定ファイル。通常WEB-INFディレクトリの下に置かれる。
  • カスタムタグ:java.sun.com/jsf/htmlのh:inputTextやh:commandButtonが使われる。
  • Facelets:JSPでなくxhtmlを使ったビュー定義。
Seam
あああ
RichFaces/Ajax4JSF
あああ