ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

TOHOシネマズみゆき座。この劇場、初めて来たかも(正確には前の「みゆき座」には行ったことあったが「スカラ座2」は初めて)。
当初は舞台をみようと思ったが当日券もキャンセル待ちで時間も間に合わなかったので変更。映画の日だし。
思春期のジョン・レノンのおはなし。年齢的にはティーンエイジャーなんだけどちょっと老けてないか。てか全般的に年齢が謎。同居人の大学生とか。最大の年齢不詳は母親だ。親子っていうか恋人に見えるシーンが多過ぎ。ポールの幼い感じは合ってると思うんだけど。
さんざん研究されてるせいか、変に脚色することなしに物語は淡々と進む。楽器に触れたり、ポールやジョージと出会うところはテンション上がるけど、全体的にはまったりとした感じで盛り上がりどころを探してしまう。
ただ、ジョンが両親の不在に心を痛めていて、居場所がない感じはよく描けていたと思う。やっぱり、だからこそエンディングでの「マザー」がぐっと刺さる。
てなわけでイギリス映画はよいっすね。