2004-06-24から1日間の記事一覧

少なくとも私には「やさしさ」とは思わないわけで。 悪いことではないんだけど。 ともかくそういうことを発想するというのがすごいわけです。 そして案外そういうのが大切だったりするのかもしれません。 そう考えると貴重です。

カーブの向う・ユープケッチャ

安部公房著、新潮文庫、1988年、ISBN:4101121206。 短編集なんだけど、なんていうか、作者の持つイメージが伝わってくる。未知の、感覚の外の、奇妙な風景。現実と空想を行ったり来たりする出来事。やっぱちょっと前の時代っぽい気がする。