写美

hifie2004-08-15

東京都写真美術館へ行ってきました。そして友の会会員になりました。1年間で2000円。早速1つの展示が無料になるし、他のも割引。かなりお得ですね。
まず始めに行ったのは2Fの「世界は歪んでいる。Supernatural Artificial」。オーストラリアのアーティストの作品展。テーマは、アートが写し出す幻想、違和感といったもの。写実的ではなく、加工した、人工的なアート。写真だけじゃなくて、絵画や映像作品も展示。正直言ってなかなか理解しがたかったな。よくわかんないかんじ。でも、そういうのを鑑賞するのもいいことだと思う。そういうのをたくさんみていったらわかるようになるかもしれないし、わかんなかったらわかんないままでもいいと思う。
次は3FのJPA(日本写真作家協会)展。こちらはうってかわって、普通のっていうと変だけど、風景を中心とした写真。展示点数が多くて、なんだか一つ一つしっかり見ていくことできなかったけど、気に入ったのと気にならないのがあった。棚田と青空を写した写真が印象に残ってる。やっぱり私はこういう色の組み合わせが好きだなって。
そして地下1Fに降りて「藤城清治の世界 光と影のシンフォニー」。事前の印象とは全く違ってすごくよかった。紙に印刷されたものだと、なんかかわいい絵が描かれているな程度だけど、実際に証明を落としてバックライトをあてた影絵、特にその色の鮮やかさは素晴らしい。こちらもたくさんの作品が展示されてたけど、その空間まるごと素敵だと思った。よく周りを見たら、子供も含めて女の人ばっかりだったけど、確かにすっごいかわいい。男が見てもいいと思うけど。そしてこの藤城さんはもう80歳なのに、依然精力的に作品を作ってる。2004年作のもあったし、「銀座カルタ」にはボーダフォンのネオンサインやソニービルAIBOを登場させたりしてる。すごいなあ。しかも今日はサイン会もやってた。
で、最後のマイキーまでに時間があったので、1Fのカフェ「chambre claire」に入る。友の会会員はブレンドコーヒーが200円引き。それで思わず、ベルギー風アイスクリームも頼んでしまった。お皿にアイスが2つ(と生クリームとチョコソース)のってて一人で頼むものじゃないっぽく見える。。。今度は「ガトーショコラと豆腐ティラミス」にしよう。