SAW

hifie2004-11-22

TOHOシネマズ市川コルトンプラザ。レイトショーで1200円で観た。ここの映画館は初めてだけど、さすが大手シネコンといったところで、シートはゆったりだし、音響はTHXでとても良いし、しかも時間帯と上映作品のせいか観客は少ないし。ただ、観終わってから探したけどこの映画のポスターが見当たらなかった。もう夜遅いからしまったのかな。でも入るときにも見なかった気がする。
いろんなサイト、掲示板で他の人の感想を見ていたせいでこの時間まで起きてるんだけど、まあともかく私は素直にオチがわからずに最後にびっくりしたし、途中目を背けたくなるようなシーンもあったけど(でも思ったよりはずっと軽くて)、楽しんで映画を観ることができました。なにより私には犯人がわかってからのフラッシュシーンと犯人の最後のセリフまでの疾走感が心地よかったです。「あっ、そうだったのか、ということはあのシーンは…」と頭で考えると同時に映像でもぱっぱっぱっとシーンが浮かび、それらをつなぎ合わせてる間に終わっちゃう。その感じがよかったですね。
しかし、二人が閉じ込められてる部屋とは別のシーン、例えばタップとシンが犯人と闘ってるシーンや母娘が捕らえられてしまうシーンとかがでてくると、「あれ、あの閉じ込められた2人はどうなったの?」と思っちゃったりして、それが緊迫感、緊張感を薄めてる気がしました。あと映像も早回しでぐるぐるするのはちょっと安っぽく感じました。最初に目が覚めてからのシーンはよかったのに、その後はもっともっと工夫できたような気がします。
なんだかんだいって怖さの演出は「ファイナル・デスティネーション」を観てるために、麻痺してるのかもしれません。あの映画はむちゃくちゃに人を殺しますからね。