『日本の新進作家-新花論』展

東京都写真美術館3F。想像してたのと全然違った。地下1階とは違ってこっちはオーソドックスな写真展かと思ったら、装置みたいなのを使ったビジュアル作品展だった。
会場に入った瞬間にかぐわしい花の香りを感じる。なにかがぐるんぐるん回ってる音が聴こえる。
暗闇の部屋でプロジェクタの光をぐるぐる回る柱が反射して作る一瞬の花、光の箱から投射されて映るおぼろげな花。理解の範疇を超えてるわけじゃないけど、なんか違うところにある作品たち。こういうものを見つけて展示できるキュレイターの腕に惹かれる。
一番オーソドックスっぽい写真の展示でも、段違いにレイアウトされてて、まるで五線譜の音符をみるようなリズム感を感じた。
やっぱり写美の演出力って変わってるなと実感。感性をぎんぎん刺激する作品を魅せてくれるなあ。
で、そんなことをアンケートに書いてみた。今年はできたら作ってる人や見せてる人に自分の気持ちを伝えられたらいいなって思う。批評ってほどでなく、感謝の気持ちを。