「Ten Views-スペイン現代写真家10人展」

東京都写真美術館B1F。スペインの10人の写真家の作品展。愛知万博と関係があるらしい。
やはり十人十色で、それぞれの写真家の個性がみられた。まず、入り口すぐにあるリッキー・ダビラの10人の顔写真で迎えられる。実にいい顔だちだ。そして現代的な人物写真のミゲル・トゥリリョ。一見平凡に見えながらもじっくり見るとその構図、バランスのよさに気づく。人が主張しすぎず埋没せず、うまい写真だと思った。なにげないような写真でもプロが撮るとしっかり安定した写真になる。そのほかではホセ・マヌエル・ナビアの明暗の織りなすシックな写真とイセベル・ムニョスの肉体美を捕らえた写真に目がいった。