グーグル Google

電車乗る前に駅の本屋で買って、川崎行って帰ってくる間だけで読み終えた。「ウェブ進化論」とセットで紹介されるけど、はっきりいってこっちは読む価値なし。
いかにも元・新聞記者が書いたという文章。グーグルという会社の経営や技術面にはほとんど触れず、社会への影響を各種引用を交えて綴っただけ。「司祭」なんていう文学的表現を用いるところが典型的。それよりかは「あっち」「こっち」のほうが説得力がある。しかもグーグルに特化した話は全体の半分くらいで、あとはネットの話や広告の話である。
日頃Googleを使い、各種ネット記事をあさってる私には得るものがほとんどなかった。しかし、こうしてわざわざ本というパッケージにしたものがそこそこ話題になってるということは、やはりGoogleの一般的認知度、利用度はそんなもんなんだろうか。それともメディアとしての本の意地を見せたということか。

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501)

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