図書館の海
なにか読みたくて、本屋で見つけた本。文庫だと惹かれるのなくてさんざん探したけど、その甲斐あって私的には当たり。
恩田陸という人は知らなかった。女性ぽさが強すぎなくて、ちょうどいい。代わりに怖さというか、不気味さがひやりと利いてる。その不思議さのため短編集だけれども、さくっとした軽さでなくぎっしりとした重さを感じる。解説にある、「予告編」ということばに納得。他の本にも手をだしたくなる。
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/06/26
- メディア: 文庫
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