図書館の海

hifie2006-05-14

なにか読みたくて、本屋で見つけた本。文庫だと惹かれるのなくてさんざん探したけど、その甲斐あって私的には当たり。
恩田陸という人は知らなかった。女性ぽさが強すぎなくて、ちょうどいい。代わりに怖さというか、不気味さがひやりと利いてる。その不思議さのため短編集だけれども、さくっとした軽さでなくぎっしりとした重さを感じる。解説にある、「予告編」ということばに納得。他の本にも手をだしたくなる。

図書室の海 (新潮文庫)

図書室の海 (新潮文庫)