冷血

カポーティ著。あと20分早く読み終えてたら映画も続けて観れたのに。とはいえこの長編はなかなか歯ごたえある。微に入り細にわたる人物と情景の描写でぐいぐいと読ませていく。宮部みゆきの「理由」のように。違うのはこっちは現実の事件をもとにしたノンフィクションだということと、今から40年以上も昔に書かれたということだ。パワーある。

冷血 (新潮文庫)

冷血 (新潮文庫)