ただ、君を愛してる

hifie2006-11-04

丸の内TOEI1。
大学生の誠人(玉木宏)はちょっと変わった、オリジナリティのある静流(宮崎あおい)と出会う。私有地立ち入り禁止の森の奥に見つけた森と湖を舞台に、写真を通して仲良くなる二人。けど、誠人はみゆき(黒木メイサ)という別の女の子が好きで…というおはなし。
もうなんといっても宮崎あおいがかわいいですよ、奥さん。アラレちゃんメガネ&カットでくるくるかけ回るんだよ。そして服のチョイスがよい。いろんなインタビューで自分でイメージすることができたって語ってるしね。もちろん、写真展に貼ってあった大人の姿もよい。やっぱ芝居上手ですよこの娘は。
玉木宏はぼーっとしてて鈍感な男の子だった。でもさ、前日に彼女的存在の女の子とウェディングドレス姿で写真撮っておきながら、今までずっとそばにいた女の子がメガネ外した瞬間に「僕の全て」になるってどういうこと?あんたはそんなにメガネ嫌いだったんですか。どうみても黒木メイサよりかわいいじゃないですか。
あと、小出恵介があのちょろい男の役だって観ているときは全然気がつかなかった。
最初のうちは、「なるほどー、きっかけを作るには横断歩道で困ってる娘に声をかけるんだなー」とか「なんで誠人は静流からもみゆきからも好意を持って声をかけられてるんだー」と思ったけど、やっぱり玉木さんイケメンですよ、そりゃ。なんすかねーでも2人ともどこに惚れたんだろ。あんまり描けてないよね、純情そうっていう以外は。それだけですむなら警察はいらんです。
後半の展開はみえみえだったんですけど、それでも美しい大人の静流の姿とセリフにはぐっとくるものがあったわけです。声質がいい、聴かせる声なんですね。たぶん手紙朗読が「ニライカナイからの手紙」のようにずっと続いてたら完全号泣モードですよ。