インサイド・アウト

hifie2007-04-12

土岐勝司著。CSKで事業部長として赴任してから一年で立て直した*1人の日記。
モチベーションやアウトプットが低下していた営業も技術者も総務も管理職も、みんな恐ろしいほどぐんぐんと伸びていく。いくらなんでも短期間でうまくいきすぎ。
ということは、もともとのポテンシャルがあったのだ。むしろ、その高いポテンシャルを押さえつけていたものは何かが気になる。そして「それ」をひっくり返すのには、ヴィジョンと目標が大事だということがよくわかった。文章も実に力強い。
このリーダーシップを作ったのは何なのだろうか。手本となるような上司がいたのだろうか、もともと学生時代から培ったのだろうか、講演や読書などで学んだのだろうか。

インサイドアウト―事業部再生の2年10ヶ月

インサイドアウト―事業部再生の2年10ヶ月

*1:正確には「2年10ヶ月で利益2倍」だが書かれているのは最初の1年分のみ