新宿ニコンサロン

FE2が修理から帰ってきたよ。やっぱり露出計は狂ったままで「-1」補正にして使いなさいって。
夜の声 岩瀬菜美展。モノクロの女性の写真。確かにみんな似てる気がする。夜だからかアイラインがくっきりしてる眼に見入った。
通り過ぎなかった光景 久保圭史展。一枚めを見て感性に触れるのがわかった。なんでもない風景だけど、通り過ぎることができずシャッターを下ろしてしまう。わたしがここの写真に感じたのは、放置感。いずれの写真にも人は写っていない。だけれども、写ってるものは人工的に作り、集められたもの。いつかはきっとどうにかなるのだろう、だけどいま写ってるのは見放されたものたち。作者が「美」と呼んでいるものはそういう退廃的な「美」なんだと思った。