容疑者Xの献身

TOHOシネマズ錦糸町東野圭吾の原作が好きだったので、映画化されて観に行った。
もちろんテレビドラマは見てなかったんけど、福山雅治のキャラはどうなの?なんか、かっこつけすぎじゃない、「おもしろい」とか。柴咲コウも不必要だし。
ストーリーはだいたい端折らずによかったと思うけど、これまた雪山は不要でしょ。大事なシーンがあるのかと思ったけど、全然ないじゃん。
ラストは、石神が泣き崩れたところがちょっと薄い。石神が全ての罪をかぶるはずだったのに、花岡が自首してしまったためにそれが崩れた、という理由が伝わりにくい気がする。数学の天才も彼女の心情を読み切れなかったというオチなのに。
というわけで、原作ほどの余韻が残らない。可もなく不可もなく。